中学のバスケで試合に選ばれる子は何が違うのでしょうか。中学からバスケを始めた子も、この記事を読んでレギュラーに選ばれましょう。
試合に選ばれるには
シュート、ドリブル、パス、デュフェンスのスキルはもちろん大切です。
沢山練習して上手くなる必要があります。
しかし、それだけではレギュラーに選ばれません。
バスケットボールはチームプレイです。
基本のスキル以外に必要なスキルを身につけると、指導者からの評価も上がり、試合に沢山出してもらえます。
選ばれる子が身につけている7つのスキル
1:ボールを見る
レギュラーの選手は、常にボールの位置を把握しています。
自分のマークマンを探すのに必死になって、ボールを見失わないようにしましょう。
オフェンスでもディフェンスでも、ボールの位置は一番重要です。
オフェンスでは、ボールの位置とディフェンスや空いているスペースの把握。
デェフェンスでは、ボールの位置とマークマンの位置を把握しましょう。
ボールの位置がどう動くかによって、自分がとる行動も変わってきます。
2:チームメイトをつかう
レギュラーの選手はワンマンプレーばかりせず、常にチームメイトをつかうことを考えています。
ボールを持ったら、ディフェンスしか目に入らない状況にならないようにしましょう。
ボールを持っている時、持っていない時に限らず、チームメイトの位置を把握しておきましょう。
自分がドリブルでディフェンスを抜いたとします。
ヘルプディフェンスが来ました。
あなたはどうしますか?
ここで慌てて無理にシュートを打つのはお勧めしません。
ディフェンスがヘルプに来たということは、チームメイトの誰かがノーマークな筈です。
そこへパスをして、フリーでシュートを打たせましょう。
3:合わせる
レギュラーの選手は、常にチームメイトの動きやボールの位置を把握し、それに合わせて動いています。
チームメイトが1対1を仕掛けています。
あなたはどうしますか?
立って様子を見ていないでしょうか。
チームメイトが動けばそこにスペースができます。
そのスペースに飛び込めば、フリーでパスがもらえ、シュートが打てますよ。
まずはわからないまま勝手に動かず、周りの状況をみて、チームメイトに合わせて動くように心掛けましょう。
4:予測する
レギュラーの選手は、常に予測をして、次の行動を考えています。
リバウンドをとられそうだ。
相手の一人がゴールに向かって走りそうだ。
自分が一番相手ゴール近いので、戻らなければ。
パスが来たら、シュートを打とうか、ドリブルで抜こうか。
あの空いているスペースにチームメイトが合わせてくれるかも。
予測はボールや人、試合の状況を見ていないとできません。
バスケは体だけでなく、頭も使います。
5:反射神経
レギュラーの選手は、試合の状況に瞬時に反応しています。
ボールが自分の前を通過しているのに、驚いて止まることの無いようにしましょう。
オフェンスとディフェンスが、瞬時に切り替わるスポーツです。
行動の切り替えだけでなく、頭の切り替えも必要です。
6:メンタル
ここでいうメンタルとはボールに対する執着心のことです。
レギュラーの選手は、常にボールを追いかけています。
リバウンドを絶対取る。
コートから出そうなボールを追いかける。
直接、得点にはならないかもしれませんが、ボールに執着心のある子は評価されます。
7:頭脳
ここでいう頭脳はずる賢さのことです。
レギュラーの選手は、ディフェンスやチームメイトをだまそうと考えています。
だまして悪い事をするということではなく、上手くだまして自分のいいように、試合運びをするという事です。
フェイクやフェイントもその一つです。
シュートフェイク、パスフェイク、ドリブルフェイク、スクリーンフェイクなど沢山あります。
フェイクをする事で、ディフェンスとの重心のズレを作り、楽にシュートやドリブルをすることができます。
ノールックパスも効果的なフェイクなので、出来ようになるとよいでしょう。
だますのは、相手だけとは限りません。
時にはチームメイトをだますことも必要です。
自分にスクリーンをかけるように呼んでおいて、裏を突くとか。
この場合は、相手、味方の両方をだましています。
まとめ
レギュラーに選ばれる子が、身につけているスキル、それは周りを見ているという事です。
ボール、チームメイト、相手だけに限らず、時間や得点も常に見ています。
どうしたら、周りが見れるようになるか。
それは三半規管を鍛えることです。
周りを見ているという事は、絶えず首や目を上下左右に動かしています。
若い頃バスケをしていて、長いブランクのあとバスケを始めると、試合の動きに目や首がついていかず目が回ることがあります。
それほどバスケには三半規管が重要なんです。
三半規管を鍛える練習
・片足で立って首を左右にゆっくり振る
・立った状態から、ジャンプして後ろを向いたり、1回転する
やりすぎは目が回りますので、気をつけましょう。
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