週1でバスケをしていますが、いつも必ずシュートフォームの確認から行います。5対5ではスリーポイントやミドルからのシュートを沢山決めていますよ。バスケを始めたばかりの中学生も、この記事を読んで、シュートが入るシュートフォームを身につけましょう。
シュートの大切さ
バスケでとても大切なシュート。
得点が入らなければ、試合に勝てません。
3ポイントシュートを決めれば、追い上げや勝利に近づきます。
その他のシュートも決めたいですが、フリースローは確実に決めるようにしましょう。
リングに触れることのないシュート(エアーボール)は、チームの士気がさがりますので、避けなければいけません。
シュートが入るシュートフォーム
このシュートフォームなら、必ず入るというものはありません。
しかし、正しいフォームを身につけることで、入る確率が各段にあがります。
【 利き手が右手の場合を想定しています】
1:下半身
シュートには、必ず下半身の力が必要です。
手だけで打つシュートはとても力が要ります。
瞬発的な力を発揮できるパワーポジションを、自然にできるようにしましょう。
2:上半身
下半身の力をボールへ伝えるためには、上半身がブレていてはいけません。
つま先から頭のてっぺんまで、一本の芯が通っているようにイメージしましょう。
力がうまく伝わっている場合は、ジャンプしてボールを放つときに、全身がきれいに伸びているはずです。
3:ボールの持ち方
シュートを安定させるためには、ボールの持ち方も大切です。
これまでは、手のひらをボールにつけないフォームがよしとされたいましたが、今はべた付けでも構いません。
その方が安定する場合があります。
シュートを打つ時、左手は添えるだけと教わった方も、多いのではないでしょうか。
今は左手を少し前に出し、両手でボールを挟むようにしても構いません。
その方が安定する場合があります。
4:肘の位置
下半身の力をボールへ上手く伝えるためには、肘の位置も大切です。
私が中学生の頃は、右手側の脇をしめ、肘を内側に入れるよう教わりました。
しかし、実際やってみると結構しんどいです。
今は楽に打てる角度で構いませんが、ボールの真下に肘があると、真っすぐリングに向かって打つことができます。
シュートがずれる人は、力の伝わり方の前に、肘の位置を確認しましょう。
5:飛び方
足の母指球に力を入れ、真上に飛びます。
フェーダーウェイという、後ろに飛びながら打つシュートもありますが、覚える必要はありません。
真上に飛ぶにはパワーポジションはもちろんのこと、空中での体幹も鍛えましょう。
シュート中にディフェンスと接触しても、体幹がしっかりしていれば、バランスを崩すことなく決めることができます。
怪我も減り、バスケットカウントも狙えますよ。
6:フォロースルー
シュートを打った後の姿勢のことを、フォロースルー言います。
リングに向かって、腕が真っすぐ伸び、手のひらが返っている状態です。
ボールから、どの指を最後に離すのか、決めて多くとよいでしょう。
私の場合は、人差し指と中指です。
フォロースルーが綺麗だと、シュートがよく入るようになりますので、しっかり身につけましょう。
7:リズム
シュートがよく入る選手は、リズムをとても大切にしています。
- ボールをもらう
- ジャンプする
- ボールを離す
- 着地する
一連の動作を、スムーズに行えれば、綺麗なシュートが打てます。
逆にどれか一つでもぎこちないと、無理なシュートになり、入る確率が下がりますので気をつけましょう。
8:ボールのもらい方
ボールをもらう姿勢も、シュートを決めるためには大切です。
【ミートの仕方】とも言われます。
ディフェンスを振り切り、ボールをもらった段階で、パワーポジションをとっているようにしましょう。
そうすれば、ショート、パス、ドリブルがスムーズに行えます。
膝を伸ばしたり、腰の位置が高い状態でボールをもらうと、次の動作のために体勢を一度低くする必要があります。
それではワンテンポ動作が遅れ、ディフェンスされてしまいます。
ボールをもらう前にどう動くか決めておき、もらったらすぐ動けるようにしておくことも大切です。
9:ボールの軌道
シュートが最も入る、リングへの入射角度は45度とされています。
そんなこと言われても正直わかりませんよね。
とりあえず上に打つことを意識してください。
リングを真横から見ると棒に見えます。斜めから見ると楕円に見えます。真上から見ると円に見えます。
ボールからしてみると、どのリングに入りやすいか一目瞭然です。
真上からとはいいませんが、無理な力を入れなくてもよいフォームで、出来るだけ上に打ちましょう。
最初は届かなくても、何度もシュートを練習すれば、コツをつかんできます。
無理に届かせようと、低くシュートする人がいますが、入らないうえにリバウンドがとれません。
入りやすいシュート、リバウンドの取りやすいシュートを心掛けましょう。
10:練習方法
私がいつもやっているシュート練習です。
- リングに近い場所に立つ
- パワーポジションをとる
- ボールを右足の膝の上で、右手の手首で押さえて持つ
- 腿の上を転がすようにして、ボールを持ち上げる【ロールアップ】
- 同時に手でテーブルを作り、ボールをのせる
- 母指球に力を入れ、身体を伸ばす【股関節を前に出す】ようにジャンプ
- 同時に肘を伸ばし、手首を返す【スナップ】
- そのままの姿勢で着地し、フォームを確認【フォロースルー】
私のシュート練習
※シュートフォーム確認のためジャンプはしていません。
まとめ
最初は安定しない、打ちにくいと感じるかもしれません。
体育館でなくてもシュートフォームはどこでも確認できますので、何千回、何万回と練習しましょう。
そうすることで、必ずどこかのタイミングでコツがつかめます。
すぐに効果がでないからと、自分のシュートフォームに戻してしまうと、この先ずっとシュートは入らないままです。
今のうちに正しいシュートフォームを身につけ、得点源としてスタメンを勝ち取りましょう。
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