中学女子バスケ部ガード必見|試合で勝てる選手になる方法【保存版】

バスケ
ゆうくん
ゆうくん

ドリブルが上手、スリーポイントシュートが入る、というだけで、ボール運びやゲームメイクを任されて、どうしたらよいか迷っている子を多く見かけます
そんな「ガード」の子は必読ですよ。

「ガードに選ばれたけど、正直何をすればいいかよく分からない…」
「パスミスやドリブルミスが怖くて、思い切ったプレーができない…」
「チームを勝たせられるような、頼れるガードになりたい!」

バスケットボールに青春をかける、中学女子バスケ部の皆さん。

特にチームの舵取り役である「ガード」を任されているあなたは、大きな可能性と同時に、このような不安や責任を感じているかもしれません。

ガードは、試合の流れを読み、攻撃のリズムを作り、チームメイトを輝かせる、まさにコート上のヒーローになれるポジションです。

しかし、その役割は多岐にわたり、何をどう頑張ればいいのか分からなくなってしまう気持ちも、痛いほどよく分かります。

でも、もう大丈夫。

この記事は、そんなあなたのための「ガードの教科書」です。

すべてのポジションを任されてきた経験から、ガードの基本的な役割から、試合で活躍するための具体的なスキル、そしてライバルに差をつけるための自主練習メニューまで、どこよりも分かりやすく、丁寧に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたは「ガードとして何をすべきか」が明確になり、「私にもできるかも!」という自信に満ち溢れているはずです。

さあ、一緒に、チームから信頼される最高のガードへの第一歩を踏み出しましょう!

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第1章:あなたはどっちのタイプ?ガードの2つのポジションと役割

まず、ガードには大きく分けて2つの種類があることを知りましょう。

自分がどちらのタイプに近いか考えながら読んでみてください。

ポイントガード(PG)は、まるでオーケストラの指揮者のような存在です。

コート全体を見渡し、監督の指示や試合の流れに応じて、チームという音楽を最高の形で奏でる役割を担います。

  • 安全にボールを運ぶ【最重要任務】: 試合で一番初めの仕事は、相手のディフェンスからボールを守り、敵陣(フロントコート)まで確実に運ぶことです。
    ここでボールを奪われると、即失点につながるため、何よりも丁寧さが求められます。

  • 攻撃のサインを出す【頭脳の役割】: 「今はこのフォーメーションで攻めよう!」「速攻だ、走って!」など、監督の指示を味方に伝え、攻撃の形を組み立てます。
    PGが冷静に状況を判断することで、チームは落ち着いてプレーできます。

  • 最高のパスを届ける【アシスト役】: 常に顔を上げ、どこにいる味方が一番シュートを決めやすいかを探しています。
    そして、その味方が「ここだ!」という最高のタイミングで、取りやすい場所へパスを届けます。
    PGの良いパス一本が、チームの得点を生み出します。

シューティングガード(SG)は、ここぞという場面でシュートを決め、チームに勢いをもたらすエースストライカーです。

その得点力で、試合の流れをガラリと変える力を持っています。

  • シュートを決める【最大の仕事】: 3ポイントシュートやミドルシュートなど、少し遠い距離からでも高確率でシュートを決めることが一番の役割です。
    SGのシュートが入ると、相手チームは「外のシュートも警戒しなきゃ」とディフェンスが広がり、中のセンターやフォワードの選手がプレーしやすくなる効果もあります。

  • ドリブルで切り込む【第2の武器】: シュートだけではありません。
    相手がシュートを警戒して近づいてきたら、その裏をかいて鋭いドリブルで抜き去り、ゴール下のシュート(レイアップ)を狙います。
    この「シュート」と「ドライブ」の二択で相手を惑わせます。

  • PGを助ける【相棒の役割】: PGが相手から厳しいマークを受けてボール運びが大変な時は、「私が運ぶよ!」と助けに入ります。
    PGとSG、この2人のガードの連携が、チームの攻撃力を何倍にも高めます
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第2章:試合で輝く!ガードが絶対に身につけたい7つのスキル

「役割は分かったけど、具体的にどんな技術が必要なの?」その疑問にお答えします。

ここでは、ガードに必要なスキルを7つに絞って、上達のコツと一緒に見ていきましょう。

スキル1:絶対に取られない!「ボールと友達になる」ハンドリング
ガードのすべてのプレーは、このドリブルから始まります。

ボールを自分の体の一部のように扱えるようになりましょう。

  • なぜ必要?: 相手にボールを奪われずに、顔を上げて周りを見るため。

  • 上達のコツ:
    • 低い姿勢は基本の「き」: 膝をしっかり曲げて腰を落とすことで、相手からボールが遠くなり、奪われにくくなります。

    • ボールを見ない練習: 最初は怖いかもしれませんが、テレビを見ながら、音楽を聴きながらでもOK!ボールを見ずにドリブルする癖をつけると、試合で周りがよく見えるようになります。

    • 緩急(スピードの変化)を意識: ずっと同じ速さのドリブルでは相手に読まれてしまいます。
      「ゆっくり…」から「一気に速く!」というスピードの変化で、相手を置き去りにしましょう。

スキル2:味方が喜ぶ!「思いやり」のアシストパス
自己満足のパスではなく、味方が次にプレーしやすいパスを出せるのが一流のガードです。

  • なぜ必要?: チームの得点チャンスを最大化するため。

  • 上達のコツ:
    • 相手の胸元を狙う: 味方が一番捕りやすいのは胸のあたりです。
      そこを狙って、両手で力強く押し出す「チェストパス」を基本にしましょう。

    • パスフェイクを覚えよう: パスを出すと見せかけて、出さない。
      この一つの動きを入れるだけで、相手ディフェンスを騙して、パスコースを空けることができます。

    • 指先の感覚を磨く: パスを放つ最後の瞬間、指先でボールに綺麗な回転(バックスピン)をかけると、パスが伸びて味方がキャッチしやすくなります。

スキル3:勝負を決める!「自信を持って打つ」シュート
ガードも点を取ることで、相手にとって怖い存在になれます。

  • なぜ必要?: 相手に「パスだけ」と思わせず、攻撃の選択肢を増やすため。

  • 上達のコツ:
    • キレイなフォームが一番の近道: シュートフォームを、鏡の前で毎日確認するだけでも効果があります。

    • レイアップは「置くだけ」: ドライブからのレイアップシュートは、ゴールにボールを「投げつける」のではなく、リングの近くのボードに「そっと置いてくる」イメージを持つと、力が抜けて成功率が上がります。

    • 下半身の力を伝えよう: シュートが届かない原因の多くは腕力不足ではなく、下半身の力が使えていないことです。
      膝をしっかり曲げ、ジャンプの力をボールに伝えることを意識しましょう。

スキル4:相手のエースを封じる!「カニさん歩き」のフットワーク
派手さはありませんが、相手の攻撃を止めるディフェンスは、シュートを決めるのと同じくらい価値のあるプレーです。

  • なぜ必要?: チームの失点を減らし、速攻のきっかけを作るため。

  • 上達のコツ:
    • 低い姿勢をキープ: オフェンスの時と同じく、低い姿勢はディフェンスでも重要です。
      いつでも動ける準備をしておきましょう。

    • サイドステップを極める: 相手についていく基本は、カニさんのように横に動く「サイドステップ」です。
      足をクロスさせず、すり足で動くのがポイントです。
      後ろの足で蹴ると早く動けます。

    • 手でなく足で守る: 相手のボールを無理に手で奪いにいくと、ファウルになりがちです。
      まずは「足」で相手の正面に立ち続け、簡単に前に行かせないことを第一に考えましょう。

スキル5:コートを支配する!「キョロキョロする」習慣
優れたガードは、ボールを持っていない時でも常に情報を集めています

  • なぜ必要?: 敵と味方の位置を把握し、次に何が起こるかを予測するため。

  • 上達のコツ:
    • 常に首を振る: プレーが止まっている時、味方がフリースローを打っている時など、常にキョロキョロしてコート全体の状況を確認する癖をつけましょう。

    • ボールがない時がチャンス: 自分がボールを持っていない時こそ、周りを見る絶好のチャンスです。
      「次にボールをもらったら、あそこにパスを出そう」と、先のプレーを考えておきましょう。

スキル6:ピンチをチャンスに変える!「大丈夫」という冷静な心
ミスは誰でもします。大事なのは、その後の行動です。

  • なぜ必要?: 苦しい時間帯にチームが崩れるのを防ぎ、逆転のチャンスを作るため。

  • 上達のコツ:
    • ミスを引きずらない: パスミスをしたら、すぐに切り替えてディフェンスに戻る!「取り返す!」という気持ちが重要です。
      下を向いている暇はありません

    • 深呼吸の魔法: 試合が接戦で緊張してきたら、一度大きく深呼吸をしてみましょう。
      少しだけ心が落ち着き、周りが見えるようになります。

スキル7:チームを一つにする!「魔法の言葉」とリーダーシップ
あなたの前向きな一言が、チームの雰囲気を良くし、仲間の力を引き出します。

  • なぜ必要?: チームの団結力を高め、最高のパフォーマンスを引き出すため。

  • 上達のコツ:
    • 魔法の言葉を使おう: 「ナイスシュート!」「ドンマイ、次取り返そう!」「ディフェンス頑張ろう!」。こんな簡単な言葉でOKです。
      良いプレーは褒め、ミスは励ます。
      これを意識するだけで、チームは強くなります。

    • 監督・コーチと話そう: 練習中に分からないことがあったら、勇気を出して監督やコーチに質問しに行きましょう。
      あなたのやる気は必ず伝わります。
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第3章:ライバルに差をつける!ガードのための自主練習メニュー

ここでは、体育館が使えない日でも、家や公園でできる練習を紹介します。

毎日コツコツ続けることが、上達への一番の近道です!

  • 【毎日5分】ボールと友達になるハンドリング練習
    1. その場ドリブル(各30秒): 右手、左手、交互に。できるだけ強く、速く!

    2. V字ドリブル(左右20回): 自分の前でボールをVの字に動かす。
      ボールを見ずにできたら完璧!

    3. ボール回し(各10周): 体の周り(頭、腰、両足)でボールを回す。
      ボールの感触を指先で覚えられます。
  • 【シュート率UP】フォームを固めるシュート練習
    1. 壁に向かってフォームシュート(30回): ゴールがなくてもOK。
      壁に向かって、ボールの回転だけを意識して片手でシュートします。
      キレイなバックスピンがかかっているかチェック!

    2. イスに座ってシュート: イスに座った状態でシュートを打つと、下半身が使えないため、上半身の正しい使い方(腕の伸ばし方や手首のスナップ)を体に覚え込ませることができます。
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第4章:「ガードあるある」の悩みを自信に変える心の持ち方

最後に、多くのガードが抱える悩みに、具体的な解決策をお伝えします。

  • 悩み①:「ミスが怖くて、強いパスやドリブルができない…」
    • 答え: ミスをしない選手なんて、世界中どこにもいません。
      大事なのは、練習でたくさんチャレンジして、たくさん失敗しておくことです。
      練習での失敗は、試合で成功するための最高の準備運動です。
      監督やコーチは、おとなしいプレーより、チャレンジした結果のミスの方がずっと評価してくれます。

  • 悩み②:「体が小さいから、大きい相手に当たり負けしてしまう…」
    • 答え: 体の小ささは、武器になります!大きい選手より重心が低く、スピードもあります。
      パワーで勝負せず、スピードの緩急や、相手の周りをくるくる動く俊敏性で勝負しましょう。
      「小ささを活かす」バスケを考えれば、プレーはもっと楽しくなります。

  • 悩み③:「『声を出せ』と言われるけど、何を言えばいいか分からない…」
    • 答え: 最初は、味方の名前を呼ぶだけでも大丈夫です。
      「〇〇さん、ナイスカット!」のように、良いプレーを具体的に褒めることから始めてみましょう。
      声を出しているうちに、自然と周りが見えるようになり、指示の声も出せるようになっていきます。
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まとめ:自信があなたを最高のガードにする!

ここまで、ガードの役割からスキル、練習法、心の持ち方まで、詳しく解説してきました。

たくさんの情報がありましたが、一番伝えたいことはたった一つ。

「自信を持ってプレーしよう!」ということです。

ガードは、チームの心臓です。

あなたが元気なら、チームも元気になります。

あなたが下を向けば、チームの雰囲気も暗くなってしまいます。

今日学んだことを、明日からの練習で一つでもいいので試してみてください。

そして、小さな「できた!」をたくさん積み重ねてください。

その成功体験が、あなたの自信に繋がります。

失敗を恐れず、仲間を信じ、そして何より自分を信じてコートに立ってください

あなたのガードとしての輝かしい物語は、まだ始まったばかりです。

応援しています!

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