【2024年最新版】建築士が語る注文住宅のトレンド5選まとめ

家づくり

最近は、どんな住宅が流行っているのか気になりませんか?

この記事を読めば、住宅のトレンドがわかり、自分にあった家を建てられます。

建築主の理想や要望を、設計士と打合せしながら建てる住宅のことを指します。

決まった間取りや設備がなく、建築主の希望する間取りで希望する設備を設置することが可能です。

自由度がとても高く、家をカスタマイズしていくイメージです。

1 : 平屋

平屋は上下の移動がなく、将来的にも楽に生活がおくれるため、とても人気です。

肝心の建築コストは、同じ床面積の平屋と2階建てでは、さほど差はありません。

2階建ては耐震面で構造材が大きくなったり、地盤改良が必要になったりします。

一方で、平屋は基礎や屋根の面積が増え、地上階の窓が多い分、防犯対策が必要になります。

しかし、コンパクトな平屋であれば、安価に楽な暮らしができますので、おすすめです。

帰宅時に車で寝てしまったお子さんを、2階の寝室まで運ぶのは、結構大変ですからね。

2 : 広いリビングとダイニングとキッチン(LDK)

同一空間の広いLDKは開放感があり、人気があります。

経験上ほとんどの方が要望されます。

大きな窓や吹き抜けを設けると、開放感はどんどん増していきます。

家族のコミュニケーションも取りやすいのも特徴です。

注意点は、冷暖房が利きにくかったり、リビングの音がキッチンでも聞こえてしまうことです。

天井の高さは開放感を求めるのであれば高く、広さを求めるのであれば低くするとよいでしょう。

3 : 高気密高断熱 ZEH

高気密高断熱の住宅は、気密性と断熱性を高め、外気温に影響されることなく、室内の快適な温度を冷暖房で効率よく保つことができます。

少しの冷暖房で長く、快適な室温を保てるため、光熱費が抑えられるのもメリットです。

注意点は、建築コストが高くなる傾向や、外気との空気の流れを遮断することによる、室内の結露やカビが挙げられます。

2030年を目途に省エネ基準がZEH基準に引き上げられます。

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

国土交通省 : https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000153.html

ZEHは補助金を受けることができるかもしれませんので、建築業者や建築士に相談しましょう。

コストアップは補助金で補い、結露はしっかりと対策すれば、年中快適で省エネな暮らしができます。

4 : ヌックスペース

ヌックとは、こじんまりとした省スペースのことで、書斎ほど広くないこのスペースは、いろいろな用途に使えます

ちょっと空いた時間に読書をしたり、ゲームをしたり、子どもが勉強したりと、居心地の良い空間を自分で作ることができるので、とても人気があります。

畳1枚分のスペースに、本棚と小さなカウンターでパソコンとコーヒーとお菓子で一休み。最高です。

以前はダイニングテーブルやリビングの片隅で行っていたことが、今はヌックで行うのが流行りです。

5: 家事のタイパ

住宅において、最も長い時間、沢山機能を使うのは、主婦(主夫)の皆さんです。

毎日やることが沢山あるため、タイパ(タイムパフォーマンス)が良い家事動線が求められます。

洗濯だけでも、集めて洗って干す。乾いたら取り込んで、畳んで収納する。

沢山の工程があり、時間をかけず、楽に作業したいですよね。

最近では若い世代を中心に、共働きが増え、家事に関する時間と移動を最小限に抑えた、タイパを重要視の間取りが人気です。

まとめ

トレンドは注文住宅に限らず、建売や規格住宅(ハウスメーカーなど)にも当てはまります。

建物を見学する際には、上記の内容を参考にしつつ、自分のライフスタイルにあうか見極めるとよいでしょう。

注文住宅の方が、より自分にあった家を建てることができるので、おすすめです。

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